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MDD2018〜Module4〜医療機器開発の実践

※講義時間が日によって変わりますのでご注意ください

講義日 平成30年9月15日
平成30年10月6日
平成30年10月13日
平成30年10月20日
場所 【大阪会場】大阪大学 中之島センター4階
【東京会場】日本橋ライフサイエンスビルディング3階
【福岡会場】福岡商工会議所3階
講義名・講師等 【9/15】〔1限目 9:30〜10:30 2限目 10:40〜11:40 3限目 11:50〜12:50 4限目 13:45〜15:15 5限目 15:30〜17:00〕

1限 我が国の医療機器開発環境の現況と近未来
   -医工・産学官連携による医療機器のイノベーション戦略- 詳細
   妙中 義之(大阪大学国際医工情報センター/特任教授)
2限 《2018NEW!》看護の立場から見る医療現場と医療機器 詳細
   ~高齢化時代の病院と認知症ケアの現場から~
   大久保 和実(市立豊中病院)
3限 橈骨動脈穿刺に適した手台開発をして辿り着いた場所 詳細
   〜商品化・販売までの道のり〜
   澤海 綾子(新久喜総合病院)
4限 人工網膜の研究開発 詳細
   神田 寛行(大阪大学大学院医学系研究科)
5限 福祉ロボットの安全設計と商品化の課題 詳細
   本田 幸夫(大阪工業大学)

 
【10/6】〔1限目 9:30〜10:30 2限目 10:40〜11:40 3限目 11:50〜12:50 4限目 13:40〜14:40 5限目 14:50〜15:50 6限目 16:00〜17:00〕

1限 体外診断用機器、試薬の開発 詳細
   浅野 薫(シスメックス株式会社)
2限 ベンチャー企業にあるものとないもの 詳細
   〜ハイパーサーミア機器の開発を通じて〜
   中住 慎一(株式会社アドメック)
3限 医療機器開発から販売までの取り組み 詳細
   ~医工連携と参入課題への対応~
   保坂 誠(山科精器株式会社)
4限 カメラから胃カメラ、そして内視鏡の時代へ 詳細
   高山 修一(医療機器センター 医療機器産業研究所)
5限 ダーウィンの海にもまれながら 詳細
   森 和美(株式会社IFG)
6限 《2018NEW!》医療機器ベンチャーにおける資本戦略 詳細
   水原 善史(大阪大学べンチャーキャピタル株式会社)
 
【10/13】〔1限目 9:30〜10:30 2限目 10:40〜11:40 3限目 11:50〜12:50 4限目 13:40〜14:40 5限目 14:50〜15:50 6限目 16:00〜17:00〕 

1限 《2018NEW!》眠りを見える化する脳波センサーの開発と実用化 詳細
   宮田 愛子(株式会社プロアシスト)
2限 《2018NEW!》医療機器販売ビジネスの実際と医工連携 詳細
   前島 洋平(株式会社カワニシホールディングス)
3限 《2018NEW!》医療機器の保険診療上の評価~求められるエビデンス~ 詳細
   古元 重和(厚生労働省)
4限 《2018NEW!》医療機器開発と臨床研究法 詳細
   楠岡 英雄(国立病院機構)
5限 《2018NEW!》歯科臨床医のアイデアから大学発ベンチャー起業へ
           〜職務発明から、特許/開発/事業化、そして今〜 詳細
   十河 基文(大阪大学歯学研究科・株式会社アイキャット)
6限 日本発、新しいタイプの外科用止血材の開発と実用化 詳細
   前田 広景(三洋化成工業株式会社)
 
【10/20】〔1限目 9:30〜10:30 2限目 10:40〜11:40 3限目 11:50〜12:50 4限目 13:40〜14:40 5限目 14:50〜15:50 6限目 16:00〜17:00〕

1限 医師が経験を共有するためのクラウドサービス事業例 詳細
   菅原 俊子(株式会社ハート·オーガナイゼーション)
2限 《2018NEW!》Mobile×Cloudが変える医療現場のコミュニケーション
   ~医療素人による医療ICT市場への参入、医療従事者用コミュニケーションアプリ「Join」の開発、
    臨床試験、薬事認証、日本初の保険適応から11カ国の国際展開~詳細
   坂野 哲平(株式会社アルム)
3限 Let’s enjoy medical device development!
   〜在宅医療の時代を見据えたモバイル心電計の開発を通じて〜 詳細
   岡庭 貴志(株式会社イメージワン)
4限 《2018NEW!》シート型体振動計「眠りSCAN®」の開発と普及 詳細
   木暮 貴政(パラマウントベッド株式会社)
5限 《2018NEW!》IoMTがもたらすこれからのヘルスサポート 詳細
   相阪 渉(アルカディア・システムズ株式会社)
6限 《2018NEW!》慢性疾患でのPHRの臨床利用と有用性~医師がアプリを処方する時代~ 詳細
   比木 武(株式会社ウェルビー)
 
18:00 ~ 19:00
MDD2018 ファイアサイドセミナー (特別講義)
場所:大阪大学中之島センター 佐治敬三メモリアルホール
演者:筑波大学システム情報系 教授 サイバニクス研究センター 研究統括
   内閣府ImPACT革新的研究開発推進プログラム プログラムマネージャー
   CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長/CEO 山海嘉之先生
演題:革新的サイバニックシステムによる最先端医療イノベーションの夜明け

概要 現場では教科書や講義から得た知識だけでは予測できないさまざまな課題に直面します。医療機器開発はベンチャー企業から一部上場企業までさまざまな立ち位置で行われますが、実践で生じるさまざまな実体験、課題、それをいかに克服するかについて、必要な知識を織り交ぜつつ、現実に医療機器開発をManageしてきた講師から学びます。また、医療機器の世界も徐々にハードからソフトへの時代に入りつつある現状を受け、最終日にはクラウドを利用した医療情報共有、IoTを駆使したモニタリングなどをテーマとした事例について集中的に学びます。
昨今、日本国内でも投資が活発になり、ベンチャーキャピタルや事業会社の出資を受けて機器開発を行うケースも増えつつあります。先立つものがなければ開発はできませんので、こういった資金調達についても専門家から学びます。さらに、医療財政が逼迫する日本において、医療機器の保険診療上の評価をどう考えるか、新たに施行された臨床研究法への対応など、今後医療機器開発を進める上で知っておかなければならない最新情報についても、応用編として学びます。
その他 講師、講義内容は予告なく変更になることがあります。