MDD2018卒業生 佐伯 由美子 さん(三菱ケミカル株式会社)
2018-12-31
MDD2018 受講
佐伯 由美子 さん
(佐伯さんのコメント)
体系的なプログラムで一通り受講することで医療機器開発に必要な項目を学べるプログラムだと思います。特にモジュール1の臨床のお話は最新の医療の動向が最先端の現場にいらっしゃる先生方に教えていただき、各診療科の特徴や疾患の背景、最近の治療のトレンドが理解できました。
2018年にコースを卒業し、2021年度に卒業生枠でモジュール1の臨床の講義を再度受講し、知識のアップデートをさせていただきました。 現在、私は医療機器、医薬品包装向けの新規材料の事業開発、マーケティングをしていますが、お客様と会話するにも支障を感じたことがありません。長年医療材料に携わってきた経歴はありませんが、本コースで得られた知識がベースとなっています。本コース以外にも「μ」という企業向けのバイオデザイン手法で臨床現場を観察して手術現場を見せていただいたり、先生方からのレクチャーを受け、MDDIの座学の勉強と実際の現場を知ることで、深い理解が得られたと感じてます。両コースを含めて1年ほど大阪大学の先生方にはお世話になりましたが、ほんとに貴重な経験をさせていただきました。すぐに成果の出ない企業向けの教育に門戸を開いていただいている先生方には感謝いたします。一企業人として、また材料メーカーとして医療進化に貢献できるようにとの思いで仕事をしております。
(事務局より)
佐伯さんはメディカルデバイスデザインコース2018レギュラーコースとアドバンストコース(病院実習)をご受講されました。
佐伯さんは現在は三菱ケミカル株式会社で2018年の受講当時とは異なる部署でご活躍中です。今年度(2021年)はモジュール1の「医療機器開発のための臨床医学」を全てご受講いただきましたが、受講の際に「再度聞くと知識が定着する気がします」とおっしゃっておられました。新しい講義だけではなく、同じ講義(講師)であっても少しずつブラッシュアップした講義と変わらない部分の両方をご提供できればと思っております。
佐伯さんのますますのご活躍をご祈念申し上げます。