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MDD2022卒業生 西山 香里 さん

2023-03-10

MDD2022受講生
西山 香里 様

(西山さんのコメント)

 私は元々ソフトウェア技術者として医療機器に携わりたくて入社をしましたが、長年医療機器とは全く異なる分野におりました。昨年、念願であった医療機器の新規事業開発を推進する部署に異動になりましたが、医療機器特有の法規制や商習慣など、学ばなければならないことが多い領域で非常に苦戦をしておりました。そんな中、会社の先輩からこのMDDのプログラムを紹介していただきました。普段お話を聞くことができない貴重な先生方からのご講義をいただけるだけでなく、オンラインでほかの地域からご参加の企業の方や、学生の方と場所を超えたグループワークなどを通じて、非常に有意義な経験をさせていただきました。本当にありがとうございます。
 私が勤務する会社では年に一度、一週間お休みが貰えまして、ちょうど今週がそのお休みで旅行しておりました。家族もこのMDDの参加に理解をしてくれていて、先週のMDDの講義が終ってから出発し、今日の最終の講義に間に合うように昨晩、夜遅く帰ってくるようなプランを組んでくれました。それぐらいMDD中心の日々でした。講義が終わってしまい、来週からちょっと少し寂しくなってしまいそうですが、今回のプログラムで学んだことを活かして、一日でも早く医療機器を上市できるように努めたいと思います。本当にありがとうございました。

(事務局より) 

 西山さんはメディカルデバイスデザインコース2022にレギュラーコースをご受講されました。

MDDコース2022の終了式では受講生代表挨拶をお務めいただきました。
西山さんの講義に対してのひたむきな姿勢が画面越しに伝わっていたのは、入社志望の医療機器に携わりたいという思いからだということが代表挨拶を伺って腑に落ちました。MDDコースをご紹介くださった先輩の方や応援してくださっているご家族にもお気持ちが伝わっていたからこそ協力体制が構築されたのだと思います。西山さんの想いのつまった医療機器の開発を楽しみにしています。

 西山さんのますますのご活躍をご祈念申し上げます。